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SNSの投稿がスクリーンショットとして流出し、ニュースや話題になることが多い。しかし、これらのスクリーンショットが必ずしも真実を反映しているとは限らない。SNSスクリーンショットの捏造は、基本的なIT知識を持つ者であれば、驚くほど簡単に実行できる。
本記事では、スクリーンショット捏造の実態を解説するとともに、情報リテラシーを高めるためのポイントを共有する。
目次
開発者モードを使った捏造の仕組み
SNSのスクリーンショットを捏造する主な方法として、ブラウザの「開発者モード」が挙げられる。この機能を使うと、以下のような手順で表示内容を変更できる。
- 開発者モードの起動
Google Chromeの場合、F12キー
を押すか、右クリックメニューから「検証」を選択すると開発者モードが起動する。 - 文字列の変更
開発者モードの「Elements(要素)」タブで、HTMLやCSSが視覚的に編集可能。変更したい文字列を選び、任意のテキストに書き換える。 - 変更後の保存・スクリーンショット
表示内容を改変した後、その画面をスクリーンショットとして保存する。
これにより、あたかも実際の投稿であるかのように見える画像を作成できる。
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上の画像はリモマガのXアカウントのポストを開発者モードで捏造したものだ。
騙されないために必要な知識
SNSのスクリーンショットが捏造可能である以上、それを「証拠」として無条件に信じるのは危険だ。特に、次のような対策が重要である。
- 画像の出典元を確認する
スクリーンショットではなく、元の投稿やアカウントを直接確認する。 - フォレンジックツールを活用
画像の編集履歴や改変の有無を検出するためのツールを使う。 - 情報の裏付けを取る
スクリーンショットに記載された内容が事実かどうかを、他のソースと照らし合わせる。
まとめ
SNSのスクリーンショットが捏造される可能性を知っておくことは、デジタル時代を生きる上で必須のリテラシーと言える。本記事で紹介したように、簡単な手順で表示内容を改変できる現実を踏まえ、情報を受け取る際には慎重になるべきだ。
また、個人としても、不用意にスクリーンショットを公開したり、他人の投稿を軽率に共有したりしないことで、誤解やトラブルを防ぐことができるだろう。情報の真偽を見極める力を養い、安全なデジタルライフを送ろう。