MH（20代女性）

転職をした理由はやりたい技術を出来なかったからです。 

前の会社は請負メインでやっているところで、いくつかの顧客の案件に自社のエンジニアでチームを組んで対応するような感じです。 

大口のお客さんがいるのでとても安定しているなとは思うのですが、その反面同じ案件の保守や改修がメインになるので仕事が同じ事の繰り返しになっていたのです。 

言語なども決まっていて、その案件がVBのクラサバで、入社してからずっとVBのクラサバしかやらせてもらえませんでした。 

私はwebアプリがやりたかったですし、JSとかPythonがやりたかったんです。 

で、前の会社にそれを相談したら、「今の案件は君が抜けられたら困るからしばらく我慢してくれ」って言われたんです。 

しばらくっていつまでなの？と思いましたし、このままずっとVBのクラサバやっていったらエンジニアとしての価値はどうなの？って思いました。 

悩んだ末に、別の会社のことも見てみたいと思うようになり、転職活動を始めました。 

転職活動をしているときは「自分がやりたい技術をやらせてもらえるか？」ということを一番に考えていました。 

そんな中でITリモートワークスの面接を受けたのですが、面接官の方も元エンジニアの人で、さらに今は営業をしている方でした。 

その面接が、面接というよりは私のキャリアカウンセリングのような感じで、とても親身に私の相談にのってもらいました。 

「VBのクラザバしかやらせてもらえなかったんです！」って言ったら、「それは大変でしたね・・・」って。 

それで、絶対にWeb系の案件を探すって約束いただいて入社を決めました。 

私の場合は給与よりもまずはWeb系のエンジニアとして再スタートきることのほうが優先だったので、正社員フリーランスではなく一般型で入社しまた。 

ただ、今後は正社員フリーランスにも切り替えられるとのことだったので、ウェブ系エンジニアとして安定した単価をいただけるようになったら、正社員フリーランスにも挑戦してみたいなと思ってます。

今やっている案件がまさに私がやりたかった案件なんです！！！ 

PythonとReactのWebシステムです。 

今までとは業界も違うし、言語も違うし、何もかもが新鮮でとても楽しいです。 

今の現場ではPGのスキルもしっかり磨けるのですが、それだけじゃなくて上流工程についても携われるし、Dockerとかnginxとかインフラも触らせてもらえるので、日々エンジニアとしての成長も感じることができます。 

キャリアカウンセリングでは、将来どうなりたいかをしっかりと話し合い出来るので、今の段階から３年後、５年後の自分を見据えて日々の仕事を出来ています。 

だから、仕事への熱量が前の会社とは全く違います。

それぞれの会社にはそれぞれお客さんがいて、そのお客さんのためにやる業務が決まっていて。 

売上を上げるためにはその業務をこなす必要があり、その業務のためにエンジニアがいるわけで。 

でも、そのお客さんのための業務とエンジニアがやりたい業務が一致していないとエンジニアにとって不幸なことだと思います。 

会社のためにずっと我慢して同じことをやり続けて、気がついたら市場価値の無いエンジニアになっていたなんて、とてもエンジニアにとっては不幸です。 

だから、エンジニアとしてやりたい業務と会社としてやらなければいけない業務が合致している必要があると思います。 

その点、うちの会社はいろいろな案件があるしエンジニアごとに好きな案件が選べるのでエンジニアと会社の方向がずれるという不幸は無いんじゃないかと思います。 

転職を考えている人は、会社の業務と自分のやりたい業務をあわせること考えてみてください。 

あと、会社は会社の経営が大事なので、 

「君が今抜けると現場が回らなくなるからもう少しがんばって」 

と言いますが、それはエンジニアのための言葉ではないので、くれぐれもその言葉には気をつけてください。